四条大宮から神泉苑を経て千本中立売へ(西陣)
中にもどり四条大宮から千本中立売まで、かつて華やかだった西陣の面影をだどる路地裏探検をしてみよう。スタート場所は四条大宮駅前。梅雨入り前で過ごしやすい初夏の日曜日集合したメンバーは大宮通りを北へ上ルコースを取る。7回ともなれば大体参加メンバーは決まってくるが今回一般参加の方がおひとり増えた。大宮通りを歩き始めてすぐに見つけた稲荷社。全国的にも稲荷社は多いのだが、京都の町中もその数しれず。ここのおきつねさんは檻の中?いたずらしたかな?あるいは盗難よけ?はたまた危険防止?こんどは左手にでました。おもしろ物件。なにが?ほらあそこにたくさんの石が置いてあるでしょ?それが?面白いと思いませんか?なんで?だれが?何のために置いたか。路地裏で起こっている現象学といいましょうか。路地裏の岩は大抵は軒下ある。トラックなど車高の高い車が軒にあたりそうなところに置いてあるですがね。これはちょっと違いますね。そういうことを注意深く見つけ出し、なぜ?って推測するのが楽しいんですね。なるほど〜!
宮六角を西に向いすぐに出てきたのが、武信稲荷神社。京の町中とは思えないようなエノキの大木、これは京都市指定天然記念物にもなっている、見学してまた北へ上がると見えてきたのが京都三条会商店街のアーケード。まもなく三条会商店街に到着。三条通は山科から蹴上を通り三条大橋で鴨川渡都の真ん中を通過してここ三条会商店街になる。東は堀川通から始まり千本まで。いつも大勢の人でにぎわっている活気ある商店街だ。では三条会商店街でみつけた面白い物件を少し紹介しよう、商店街ではショーケースやディスプレイーもおもしろいぞほらこんなのありました。レンズの歪みじゃないよ。なぜこんな形なのかだれも明確な答えをだせなかった。直前まで足をせり出せてよく見るため?形で気を引くため?さらに西へいくとみつかるのがこれ。商店街の中にある神社。鳥居はこうなる?
店街を出てからも面白いものはあるぞ。フラッグポスト。今はもうこういうのをつけるお宅も少ないだろう。こちらは祭日には国旗掲揚するのかしらね。あるいはかつてしていた形跡だろうか。さて?
この町屋は完全防備。必要以上にしっかり脇を固めていた。ぶらぶらとあてどもなく大路小路を歩きまわりつつも北へ進路をとると神泉苑が見えてきた。神泉苑はかつての大内裏の禁苑の雰囲気を今に伝えるといわれている。ということは平安京をほうふつをさせるお庭ともいえそうだ。また御池通りの御池とはここの池のことを指すともいわれている。それほど由緒あるお寺なのだが観光とは無縁のようにひっそりとしていた。二条通りをさらに北に上がる。
都市児童福祉センターのスクラッチタイルと丸窓がとてもいい。これぞ街角のアールデコ。あれこれ言いながら寄り道をして途中ギャラリーカモガワで展覧会を山中油店の上京歴史探訪館で町屋体験をしてちょっとティータイム。薄暗い厨子二階には外からの涼しい風と揺れる緑の葉が快適である。
「家の作りようは、夏を旨とすべし。冬は、いかなるところにも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。」兼好法師の言葉が今に息づいているあかしでもあった。
このままゆっくりしていましょう
だめまだ先あるよ
あら残念ね。これであとは一杯かとおもった
甘い!れからが一番ええ所やし。
い腰をあげて残りの行程へ進めよう。アートカウンシルの女性会員も数名出品されている「平和を愛し憲法九条を守る女性美術展」ギャラリーかもがわを観てから少し歩くと聚楽第の遺構といわれている「梅雨の井跡」 を発見。ここは路地裏のさらに奥という感じでとても普通に歩いていたら気がつかないような場所である。さすが路地裏探検隊ならではの観察力。
おおっここはこの暖簾、なんかで見たことありますね萬亀楼そしてどんどん西入。最後に探検隊がたどりついた場所は

おおおお
一同びっくり!京町中にある唐突の森
神社でもない。お寺でもない。お屋敷のお庭でもない。もちろん植物園でもあらしまへん
ただのもり。糺の森ではありまへん。場所は秘密のあっこちゃん
しばしその風景に呆然とするメンバー
その後千本中立売、五番町を付近を見学して今回の探検終了
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